【イデコのいろは】iDeCo(イデコ)を川柳で表現します【いでこにほへと】

イデコを川柳で表現する企画です。
いろは歌47文字分を制覇したいと思います!(2021年7月8日 制覇しました!

かつ、iDeCo(イデコ)の制度や仕組みについてもわかりやすく解説します。

作:ミツル

目次

最新の川柳はTwitterにて!

ハッシュタグ「#イデコのいろは」でまとめています。

解説

「い」イデコにて 育つ資金は 自分なり

イデコとは、自分で老後資金を作るための年金制度です。
一番の特徴は自己責任、「自分で決める」ということだと思います。

加入するかどうか、毎月の掛金の金額、運用する商品の選択、全て自分で決めていきます。
つまり、運用して育った資金は自分で決めた結果ということです。

自分なりに決断し、資金を育てる。
その結果こそ自分なり(自分自身である)という意味を込めて。

「ろ」六十を 見据えて今を 積み立てる

イデコは毎月掛金を地道に積み立て、資金を育てます。
そして、原則60歳になるまで資金を引き出して使うことはできません。

この制約はメリットともデメリットとも捉えることができます。
先を見据えて今を考える良いキッカケにはなりそうです。

「は」二十歳(はたち)から 増えるお金の 選択肢

イデコは20歳から60歳未満のほぼ全ての方が加入できます。
(20歳未満でも、厚生年金に加入している等、一定の条件を満たせば加入可能です)

成人してからはお金を作るための選択肢が増えます、イデコもその中の一つです。
(選択肢は増えますが、お金が確実に増えるとは言えませんのでご注意を)

「に」ニーサ(NISA)とは 併用可能 お好みで

NISAやつみたてNISAと何かと比較されるイデコですが、別の制度なので直接関係はありません。
どちらも運用益が非課税などの類似点がある程度です。

詳しい説明はここでは省略しますが、イデコ、NISA、つみたてNISAはそれぞれ一長一短あります。
イデコとNISA、または、イデコとつみたてNISAは併用ができます。
(NISAとつみたてNISAは併用できませんのでご注意ください)

「ほ」放置して 一喜一憂 せぬ投資

資産運用(投資)というと難しそうなイメージですが、イデコでは簡単です。
一度設定をしてしまえば、あとはずーっとほったらかし(放置)でOK。
(その結果、利益が出るとは限りませんが)
ほったらかしだと、一時的な損益で一喜一憂しないで済みます。

関連記事:資産運用、ずーっとほったらかし

「へ」変動の 大小などで 品定め

イデコは金融商品という、日々価値が変動する商品を売買して利益を出すことを目指します。
取り揃えている商品は変動幅が大きいものから小さいものまで様々です。

自分の性格や資産の状態などを考慮して、商品を選んでみて下さい。

「と」投信や 元本確保 取り揃え

イデコの商品は大きく分けて2種類あります。
比較的変動の幅が大きい「投信(投資信託)」と、ほぼ変動しない「元本確保型商品」です。

どちらかを選ぶことも、組み合わせて運用することもできます。

「ち」貯蓄から 投資に回す 余剰金

イデコで積み立てた資金を受け取れるのは、原則60歳以降です。
また、損失が出る(元本割れ)リスクもあります。

そのため、生活費など必要なお金はいつでも使える形に(貯蓄など)。
そして、余剰金(余裕資金)をイデコやその他投資に回すのがオススメです。

「り」利回りと 利益求めて リスクとる

大きな利益(利回りが高い)を求めるなら、それなりのリスクをとる必要があります。
株式型の投資信託などはリスクをとれる人には良い商品です。
元本確保型の商品や、債券型の投資信託の場合は大きな損失にはなりませんが、利益も期待できません。

「ぬ」濡れた手で 粟(あわ)とはいかぬ イデコ道(みち)

濡れ手で粟:苦労せずに多くの利益をあげることのたとえ。
(スーパー大辞林 3.0より)

イデコは投資の範疇に入ると思いますが、楽して一攫千金というものではありません。
かなり長期的な目線でコツコツと資金を育てていくことになります。

「る」累進で 課税・節税 所得税

イデコといえば所得税・住民税の節税につながることが大きなメリットです。

所得税の節税金額は「iDeCoの掛金の合計金額 × 所得税の税率」で算出します。
そして、所得税の税率は累進課税、つまり所得が高い人ほど税率も高くなります(5〜45%)

多く税金を払っている(課税されている)分、節税金額も多くなるという仕組みです。

関連記事:iDeCoの節税効果

「を」WORLDに 投資してると 見栄張れる

※「を」→ WO ということでかなり強引ですが…。

イデコには様々な商品ラインナップがあります。
米国株に連動する商品や、日本・先進国・新興国など全世界の株式に分散投資ができる商品もあります。

全世界に分散しているから安心!とは言えませんが、お気軽に世界の株に投資してる気分に浸れます。

「わ」割合は 1% 変えられる

イデコは様々な商品ラインナップがあり、複数の商品を購入することができます。
どの商品をどれだけ買うか、割合を指定します(掛金の配分指定と言います)。
毎月支払っている掛金の35%を商品A、65%を商品Bの購入にあてる(合計100%)といった具合です。
そして、この割合は1%単位で柔軟に変更が可能です。

「か」掛金は 五千円から 限度まで

毎月支払う掛金の額は上限下限が決まっています。
下限は5,000円で皆共通ですが、上限は職業や他の年金制度への加入状況などで変化します。

「よ」予測して 少し信じて 疑って

「イデコ シミュレーション」といったキーワードでGoogle検索をすると、資金の推移を予測できる無料サービスがたくさん出てきます。
とても便利なのですが、あくまで予測にすぎません。
疑いすぎると何もできませんが、少し信じて行動につなげるぐらいが良いのではないでしょうか。

「た」退職後 転職後にも よろしくね

イデコに加入した後、退職や転職をされる場合もあると思います。
多くの場合、手続きをすれば引き続きイデコに加入することが可能です。
(転職先の年金制度次第では加入できない場合もあります)

「れ」令和4(よん) さらに広がる 対象者

イデコは20歳から60歳未満のほぼ全ての方が加入できる制度です。
さらに令和4年(2022年)5月からは、「60歳未満→65歳未満」と対象者が広がります。

「そ」損益に 相場に左右 されすぎず

相場とは商品の価値のことですが、上がる下がるをコントロールすることはできません。
そのため、長く運用を続けていれば、一時的に大きな損失や利益が出たりします。
資産の状態は定期的に確認した方がいいとは思いますが、基本は一喜一憂しないことが大事です。

「つ」積み立てを 続けいつもの 月払い

掛金の支払いの基本は月払いです。
イデコをはじめたばかりのころは毎月掛金を支払う(銀行口座から引き落とし)ことに違和感がありました。
3年続けた今では良い悪いは別として慣れてしまい、いつものことになっています。

「ね」年齢は イデコ理解の エッセンス

イデコを理解するためには、「年齢」が重要な要素になります。
加入ができるのは何歳〜何歳まで、給付金を受け取れるのは何歳から、などなど。
難しくはないのですが、少しイメージしづらいところはあると思います。

そこで、年齢に関する要素を「時計」で表現しようという試みが以下の記事です。
関連記事:【イデコ時計】iDeCo(イデコ)を時計で表現しました

「な」何歳で もらうか悩む 給付金

積み立て・運用を続け、60歳を迎えると給付金を受け取ることができます。
(加入期間が短い場合などは60歳で受け取れない場合もあります)
いつ、何歳で受け取るかは、70歳まで(2022年4月からは75歳まで)を期限として自分で決めることができます。

「ら」来年も 続くよイデコ 老後までも

イデコは長期にわたる運用が基本なので、加入している多くの人は来年も再来年も続けることになると思います。
そして、老後を迎えてからも給付金の受け取りがありますので、長い付き合いになりますね。

字余りの句ですが、「線路は続くよどこまでも」のイメージで「老後(ろーご)までも」と読んで頂けると助かります。

「む」無駄遣い 防ぐととれば メリットに

イデコの最大とも言える特徴は、原則60歳になるまで資金を引き出せないところです。
かなり強い制約で、デメリットととして捉えられることが多いです。
ただし、老後資金を作るための制度なので、無駄遣いを防ぐという点から見ればむしろメリットと考えることもできます。

「う」運用の 今後は適宜 見直せる

掛金の金額を決め、購入する商品を決めれば、あとは自動で運用(掛金の口座引き落としと商品の購入)が続きます。
ずーっとほったらかしでも運用はできるのですが、定期的に見直すこともオススメです。
購入する商品や割合を変更したり、購入済みの商品を売ったりもある程度柔軟にできます。
見直した結果、問題ないので変更しない、でもOKです!

「ゐ」Wi-Fiに スマホで資産 管理する

※「ゐ」→ Wi ということでかなり強引ですが…。

今はスマホで大体のことができてしまいます。
イデコもそうです、資産状況を確認したりするのはスマホで十分ですね。
Wi-Fiにつなぐまでもなさそうでしたね(笑)

参考として、下の画像はスマホで私の資産の状況をチェックしてみたものです。

「の」ノーロード 手数料タダ お得感

イデコで取り扱っている商品はノーロード、つまり販売手数料(購入時の手数料)が無料です。
毎月商品を購入することになるので、これが無料なのは助かります。
ただし、信託報酬と言う名の管理費用(実質的には手数料)は支払う必要があります(資産から差し引かれます)。

「お」穏やかな ライフプランの 一手段

イデコは老後資金を作るための手段の一つです。
穏やかな生活を続けていくために、イデコに限らず色々な制度や手段をまずは知っておきたいですね。

「く」組み合わせ ポートフォリオは それぞれに

商品(複数選択可)の組み合わせをポートフォリオと言います。
イデコでは特徴の異なる様々な商品が用意されており、どの商品とどの商品を購入するか、さらに購入する割合まで細かく指定できます。
実質無数に存在する組み合わせの中で、自分にとっての最適を考えてみてください。

「や」安値かと 悩むことなき 定期買い

投資では、商品を安く買って高く売ることで利益を出すことを目指します。
つまり、できるだけ安値で買いたい、なるべく高値で売りたいわけですが、自分で売買のタイミングを決めるとなるとかなり悩むと思います。

イデコでは基本的には定期定額購入です。
つまり、毎月(定期)、一定の金額(定額)でコツコツと金融商品を購入します。
そのため、良くも悪くも悩むことなく、淡々と商品を購入することができます。

関連記事:iDeCoとドルコスト平均法〜実績を元に解説〜
※ドルコスト平均法 = 定期定額購入法。Kindle本「iDeCoの話」読者様限定の記事です。

「ま」マイナスの ニュースを見ても 平然と

本日、2021年6月21日、日経平均株価が大幅下落したというニュースが目に入りました。
しかしほとんどの場合、特にイデコを開始したばかりでこれから何十年も続けていく予定なら、全然気にしなくていいと思います。
こういった株価の上下に悩まされないための定期定額購入です(一つ前の「や」の句をご参照ください)。

「け」継続の 鍵はお金と 自動化に

イデコは長年の運用・継続が前提の制度です。
何事も継続するには大変な力が必要ですが、イデコは一度設定すれば自動で運用を続けてくれるので継続しやすい仕組みになっています。
あとは毎月のお金(掛金)がきちんと支払えるかという問題です。
毎月払える金額を自分で決めて設定することと、引き落とし先の銀行口座が残高不足にならないように注意しましょう。

「ふ」複利にて 増えた利益も 非課税に

複利(ふくり)とは、運用益(運用して得た利益)を再度運用して、さらなる利益を出す仕組みのことです。

イデコは運用益が非課税で税金が取られないため、運用益が大きくなり、複利の効果も大きくなります。
(株式投資などと比べて。また、損失が出た場合は複利効果は無くなります)

「こ」個人型 確定拠出 年金だ

iDeCo(イデコ)は愛称です、正式名称は「個人型確定拠出年金」と言います。
正式名称が良い感じで5・7・5に近い形になっていますので、川柳のリズムで覚えてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、拠出(きょしゅつ)とは、掛金を支払うことです。
つまり、確定拠出年金とは、掛金の支払い金額(自分で決めた金額)が確定している年金という意味ですね。

「え」選べます 金融機関 悩むけど

イデコを始ようと思った時、まず決めなければならないのが金融機関です。
銀行や証券会社など、たいていの金融機関でイデコを取り扱っていますので、お好きな機関を選べるのですが、選択肢が多すぎる故に悩んだりもします。
手数料、商品のラインナップ、専用WEBサイトの使い心地(加入しないとわからない面もありますが)など、自分の重視するポイントを絞って比較してみるといいかもしれません。

やっぱり別の金融機関が良かったと思ったら、後で変更も可能です。
ただし、デメリットなどもありますので、少し慎重に選びましょう。
関連記事:運営管理機関の変更(移管):SBI証券から楽天証券へ

「て」手数料 口座管理に 必要で

イデコは口座管理手数料が毎月かかります。
数百円程度で、金融機関によって差があります。
何十年も続けていくと大きな負担になりますので、金融機関選びの一つのポイントになると思います。

その他、加入時に一度だけ支払う手数料などもあり、一見手数料だらけで損みたいに思えるかもしれません。
ただ、イデコの節税効果などを踏まえトータルで考えると、個人的にはお得な料金だと思っています。

関連記事:商品の注文と購入。あと、手数料について
関連記事:iDeCoの節税効果

「あ」あの人も? 200万人 加入中

イデコの加入者は2021年6月現在、約200万人らしいです(iDeCo公式サイトより)
もしかしたら、あなたの友人のあの人も、隣の席のあの人も加入しているのかもしれませんね。

「さ」債券に 株式・預金 REIT(リート)まで

イデコには色々な種類の商品が用意されています、例えば以下のようなものです。

・預金・保険(元本確保型)
・債券
・株式
・REIT(リート。不動産投資信託)
など

リスク(価格の変動)の大小や信託報酬(手数料のようなもの)の違いなど、それぞれ個性的です。

「き」金額は 年1度だけ 変更可

毎月支払う掛金の金額は変更することができます、ただし年に1回だけです。

なるべく掛金を変更しないほうが定期定額購入法(ドルコスト平均法)に則った運用ができます。
ただし、定期定額購入法が必ずしも良いわけではありませんので、各自のプラン次第です。

「ゆ」優遇の 措置で税金 軽くなる

イデコは税金の優遇措置(税金が軽くなる)がメリットです。

・所得税・住民税が安くなる(「る」の句:累進で 課税・節税 所得税 をご参照ください)
・運用益が非課税
・給付(受け取り)の際、一定額までなら非課税

という仕組みになっています。

「め」メリットは 節税効果 それだけか?

イデコのメリットは?と聞かれたら、まずは節税効果と答えると思います。
それぐらい節税効果は確かに大きいのですが、それ以外にもメリットがないだろうか?と考えたりします。

例えば、原則60歳まで資金を引き出せないという点は、無駄遣いを防ぐという意味ではメリットともとらえられます。
でもデメリットとも言えるのでスッキリはしませんね。
う〜ん、何かないだろうか。

「み」見直そう 今の自分で リバランス

イデコの運用は一度設定をすれば基本ほったらかしで進んでいくのですが、時には見直しをすることも大事です。
例えば、掛金の金額を変更したり、購入する商品や割合を変更したりすることです。

今の自分にとって最適な設定とは何か、節目節目で見直していきたいですね。

「し」死亡時や 傷病時には 支給あり

イデコは原則60歳まで資金を引き出せません、これはイデコの大きな特徴です。
しかし、あくまで原則ですので、もちろん例外もあります。

60歳未満でも資金を引き出せる(支給を受けられる)時とは、
・加入者が死亡した時(ご遺族の方が請求し、受け取ることができます)
・傷病により一定以上の障害状態になった時
・(他にもあるのですが、ここでは省略します)

緊急時に備えてあらかじめ調査をしておいたり、緊急時には利用している金融機関などにご相談することをおすすめします。

「ゑ(WE)」WEBサイト 使い心地は 超大事

※「ゑ」→ WE ということで、今回もかなり強引です。

イデコに加入すると、ほとんどの場合、各金融機関の専用WEBサイトにログインして商品を選んだり、運用状況を確認したりすることになると思います。
長期間に渡って利用することになるので、WEBサイトの見た目や使い心地は個人的に超大事だと思います。

ネットや書籍などである程度調査はできますが、使ってみないとわからない部分があるのも事実です。
やっぱり別の金融機関の方がいいと言う場合、デメリットはありますが、変更するのもありだと思います。

「ひ」引き落とし 26日 忘れずに

イデコの掛金の銀行引き落とし日は毎月26日(金融機関がお休みの場合は翌営業日)です。
引き落としの日付はこちらで変更はできません、固定です。

残高不足などで引き落とせなかった場合、追納(後から支払う)はできませんので、忘れずに。
給与振込口座と同じ口座にしている場合など、残高に余裕があれば忘れてても大丈夫だと思います。

「も」申し込み 1・2ヶ月後 運用へ

イデコに加入するには、まず金融機関(どの機関にするかは自分で選択可)に資料請求します。
届いた書類に必要事項を記入して返送(申し込み)し、不備がなければ加入完了、運用開始!という流れです。

ただ、申し込みをしてから運用開始(商品の購入開始)までは時間がかかります。
1・2ヶ月、それ以上かかる場合もあるようです。

関連記事:SBI証券に資料請求、書類の作成、iDeCoへ加入完了

「せ」成長を 共に資金も 本人も

イデコは長年に渡って資金を作っていく(成長させていく)ものです。
資金を育てると同時に、自分自身も色々なことに挑戦して成長していけるといいですね。
まあ、マイナス成長という言葉もあるのですが。

「す」素晴らしき 人生作る 一手段

イデコは自分で老後資金を作るための手段(制度)の一つです。
メリットも大きいですが、デメリットも、とっつきにくい所も多々ありますので、万人にオススメはできませんし、もちろん万能な制度でもありません。

ただ、豊かな人生(特に老後)を作るための手段として、こういう制度もあるんだ!とまずは気軽に知ってもらえたらと思っています。

イデコに限らず色々な手段・制度を知り、あの手この手を尽くして素晴らしい人生を作っていきたいですね。

2021年7月8日 いろは歌47文字分、制覇しました!
ご覧頂き、ありがとうございます!